実に久々に書くことにした。
ブログって奴は「日々のつれづれ」なるもので時に忘れたくない思いを残しておく事ができる。
アタシは昨日、自分自身が感じたものをこの先の人生を歩く上で忘れたくないと心から想う。
何があったわけじゃない。
雫の中に大きな心の変化があっただけだ。
12歳で家を出たアタシは、現在、両親と同居生活を送っている。アタシは親子喧嘩をしたことがない。
親に対して反抗期も思春期であった頃の自分も見せた事がないんだ。
めったに会うことのなかった両親とはとても「いい関係」を保っていた・・そう想う。
雫と母親は周りから「尋常でない」仲の良さだと評判だった。
アタシが病気だという事もあって、彼女は本当に離れていてもすぐに飛んできてくれた。
忘れていたんだ・・・アタシは彼女と支えあってきた沢山の思い出を。
一緒に暮らすようになって、「親子関係」のバランスが崩れた時、アタシはアタシの中に眠っていた爆弾を呼び起こしてしまった。「憎悪」である。
いつの間にかアタシに降りかかる病の全てを彼女達のせいだと思わずにはいられなくなった。
9歳、雫は事故にあった・・事件と言ってもいい。
小さな手には抱えきれない痛み、そして大きな大きな胸の傷。
その事が家を出た本当の理由だという事を二人は知らない。
アタシは「憎しみ」を覚えたんだ。9歳という年齢で。
声にならなかった「助けて」を受け止めてくれる愛情はないのだと、心を閉ざしてしまった。
だから、バランスと一定の距離を保っていたのだと思う。
でも、違うと気づいた。
憎んでいると思っていたけど、アタシは母を愛していたのだ。今、しっかりと感じる。
そう、愛を憎しみに変えるのはとても簡単なことだ。そしてその逆はとてつものく難しい。
封印された母子の思い出が夕べ走馬灯のように甦ってきた時、涙が止まらなくなった。
雫がこの人を全身全霊で愛してあげないで、誰がこの人を守るのだろう。
いつだって、傍にいてくれたじゃないか。一緒に泣いてくれたじゃないか。それが彼女の愛じゃなくて何だと言うのだろう?アタシはちゃんと愛されていた、そして今も。
雫の母はあまりにも気丈で、完璧主義で、厳しい人間。だけど本当はとても神経が細くて不器用。そんなことを一番理解しているのは雫だったんだ。
彼女を守ろう、このアタシが。愛しているのだから。
そしてこんなにも愛されていたのだから。
テーマ : 日々のつれづれ - ジャンル : 日記